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フリーランスエンジニア
収入保障保険・就業不能保険相場

政府統計データに基づく2023年推計値(参考値)

推定月額保険料(参考値)

男性(年収550万円)

3,667円

/ 月(推計参考値)

国民平均(3,600円)比

102%

女性(年収450万円)

3,000円

/ 月(推計参考値)

国民平均(2,667円)比

112%

※実際の保険料は年齢・健康状態・保険会社・保障内容により大きく異なります。必ず各保険会社で見積もりを取ってください。

フリーランスエンジニア収入保障保険・就業不能保険が重要な理由

フリーランスエンジニアは「傷病手当金がないため病気・怪我で即収入ゼロになるリスク」というリスクを抱えています。

収入保障保険・就業不能保険とは、病気・怪我・精神疾患により就業不能状態になった際に、月々の給付金が支払われる保険です。一般的に月収の50〜60%程度を、就業不能状態が続く期間中(最長60〜65…

フリーランスエンジニアの平均年収(男性550万円)をもとに算出すると、推定月額保険料の目安は3,667円前後です。

保険の専門家は「月収の6ヶ月分以上の収入保障保険+医療保険の組み合わせが基本」を推奨しています。

ただし実際の保険料は年齢・健康状態・保険会社・保障内容により大きく異なります。複数の保険会社で見積もりを取ることを強くおすすめします。

この保険料は高い?安い?
日本人平均(4,000円)との比較
平均的

日本人平均と同水準の目安です

出典:生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」2022年

年収別 推定月額保険料(参考値)

※年収が高いほど必要保障額が増えるため、保険料の目安も変化します。

出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査 × 業界平均係数より算出(参考値)

※実際の保険料は保険会社・年齢・健康状態により大きく異なります

年収推定月額保険料年間保険料目安
300万円2,000円約24,000円
400万円2,667円約32,004円
500万円3,333円約39,996円
600万円4,000円約48,000円
800万円5,333円約63,996円

※上記は年収を基に算出した参考値です。実際の保険料は年齢・健康状態・保障内容により大きく異なります。

フリーランスエンジニア収入保障保険・就業不能保険に加入する際の注意点

職業特性を踏まえた重要なチェックポイントです

チェック 1
精神疾患・うつ病を免責とする商品が多いため、特約や支払要件を必ず確認してください
チェック 2
待機期間(60〜90日)は保障されないため、緊急の貯蓄と併用して備えることが重要です
チェック 3
フリーランスの場合は収入証明が難しいケースがあるため、契約前に保険会社に確認を
⚠️

フリーランスエンジニアのリスクデータ(政府統計)

以下のデータは厚生労働省等の公的統計を基にした参考値です

🚫

傷病手当金なし

国民健康保険加入者には傷病手当金の支給なし。病気で働けない期間の収入補填なし

出典:厚生労働省 国民健康保険法

💴

収入途絶リスク

フリーランスの収入喪失経験率:54.1%(うち健康問題が原因:28.3%)

出典:内閣官房 フリーランス実態調査 2021

🧠

精神疾患リスク

IT業種の精神障害労災申請は製造業の約2.3倍

出典:厚生労働省 過労死等防止対策白書 2022

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就業不能時の保障

就業不能保険は自営業者・フリーランスが最も恩恵を受ける保険種類

出典:生命保険文化センター 生活保障に関する調査 2022

年齢別 推奨月額保険料(参考値)

※年齢とともに保険料は変動します。若いうちに加入するほど有利な場合が多いです。

若いうちに加入するほど保険料が低い

※年齢係数は一般的な傾向をもとにした参考値です

年齢層男性 推定月額女性 推定月額
20〜24歳2,750円2,250円
25〜29歳3,117円2,550円
30〜34歳3,484円2,850円
35〜39歳3,667円3,000円
40〜44歳4,217円3,450円
45〜49歳4,767円3,900円
50〜54歳5,501円4,500円
55〜59歳6,234円5,100円

※年齢係数は一般的な傾向をもとにした参考値です。

フリーランスエンジニアに収入保障保険が必要な理由

フリーランスエンジニアは、病気やケガで働けなくなった瞬間、収入がゼロになります。会社員であれば傷病手当金(月収の約67%・最長18ヶ月)が支給されますが、国民健康保険には傷病手当金制度がありません。これがフリーランスエンジニアにとって就業不能保険・収入保障保険が「必須の備え」である根本的な理由です。

厚生労働省の過労死等防止対策白書(2022年)によると、IT業種の精神障害労災申請件数は製造業の約2.3倍。うつ病・適応障害による長期休業リスクは、フリーランスエンジニアにとって決して他人事ではありません。月収50万円のエンジニアが3ヶ月働けなくなった場合の収入損失は150万円。この現実に備える手段が就業不能保険です。

⚠ 傷病手当金がないフリーランスの現実

会社員:病気で休業 → 傷病手当金(月収の67%)が最長18ヶ月支給
フリーランス:病気で休業 → 収入ゼロ(公的補填なし)

出典:全国健康保険協会「傷病手当金について」

会社員 vs フリーランスエンジニア:就業不能時の公的保障比較

就業不能保険の必要性を正確に判断するには、まず公的制度でどこまでカバーされるかを知る必要があります。

項目会社員・公務員フリーランスエンジニア
加入する健康保険健康保険(協会けんぽ・組合健保)国民健康保険
傷病手当金✅ あり(月収の約67%・最長18ヶ月)❌ なし
障害基礎年金✅ あり(2級:約81万円/年)✅ あり(同額)
障害厚生年金✅ あり(報酬比例・上乗せ)❌ なし(国民年金のみ)
有給休暇✅ あり(年10〜20日)❌ なし
労災保険✅ 自動加入△ 特別加入制度あり(任意)

出典:日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法」全国健康保険協会「傷病手当金について」

この表が示す通り、フリーランスエンジニアは就業不能時の公的保障が会社員と比べて著しく手薄です。特に傷病手当金がない点が最大のリスクであり、民間の就業不能保険でこのギャップを埋めることが急務です。

フリーランスエンジニアが直面する就業不能リスクの実態

① 精神疾患リスク:全業種の2.3倍

厚生労働省の「過労死等防止対策白書(2022年)」によると、情報通信業(IT業種)における精神障害の労災申請件数は製造業の約2.3倍に達しています。フリーランスエンジニアは孤独な作業環境・納期プレッシャー・収入の不安定さが重なり、精神疾患リスクが特に高い職種です。

うつ病による休業期間の平均は約6ヶ月〜1年。月収50万円のエンジニアが6ヶ月休業した場合の収入損失は300万円。就業不能保険(月15万円給付)でも90万円しかカバーできず、差額210万円は貯蓄で賄う必要があります。

② 案件途切れと傷病の複合リスク

内閣官房「フリーランス実態調査(2021年)」によると、フリーランスの54.1%が収入喪失を経験しており、そのうち健康問題が原因のケースは28.3%に上ります。病気と案件途切れが重なった場合、収入はゼロになります。これがフリーランスエンジニアにとっての最悪シナリオです。

③ 腱鞘炎・頸椎症などの職業性疾患

長時間のキーボード・マウス操作による腱鞘炎・頸椎症・眼精疲労は、フリーランスエンジニアに多い職業性疾患です。手首の腱鞘炎で3ヶ月コーディング不能になるケースも珍しくなく、これらの疾患が就業不能保険の給付対象になるかどうかも重要な確認ポイントです。

出典:厚生労働省「過労死等防止対策白書」2022年、内閣官房「フリーランス実態調査」2021年

フリーランスエンジニアの適正な保障額の計算方法

就業不能保険の適正な保障額は、以下の計算式で算出できます。

必要保障額の計算式

月額給付金の目安 = 月間固定支出(家賃・食費・通信費等)

※収入の全額ではなく「生活を維持するための最低限の固定費」が目安

年収別の推奨月額給付金目安

年収月収推奨月額給付金年間保険料目安
300万円25万円10〜15万円約2〜4万円
500万円約42万円15〜20万円約3〜6万円
700万円約58万円20〜25万円約4〜8万円
1,000万円約83万円25〜30万円約6〜10万円

※参考値。実際の保険料は年齢・健康状態・保険会社により異なります。 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」2022年をもとに算出

フリーランスエンジニアが就業不能保険を選ぶ際の5つのチェックポイント

01

精神疾患が給付対象か

フリーランスエンジニアの最大リスクである精神疾患(うつ病・適応障害)が給付対象かどうかを必ず確認してください。一部の保険では精神疾患を免責としていたり、給付回数に上限(例:通算18回まで)を設けています。精神疾患特約の有無と条件を契約前に確認することが必須です。

02

支払対象外期間の長さ

支払対象外期間とは、就業不能状態になってから給付が始まるまでの待機期間です。60日・90日・180日などがあります。傷病手当金がないフリーランスは貯蓄が少ない場合60日以下の短期タイプが適切です。貯蓄が300万円以上なら180日タイプで保険料を抑える選択もあります。

03

就業不能の定義(全部か一部か)

「全く働けない状態のみ給付」という全部就業不能型と、「収入が一定割合以下に減少した場合も給付」という一部就業不能型があります。在宅ワーカーのフリーランスエンジニアは「完全に動けないわけではないがコーディングできない状態」になりやすいため、定義の確認が重要です。

04

保険期間と保険料払込期間

就業不能保険の保険期間は「60歳まで」「65歳まで」などがあります。フリーランスは定年がないため65歳満了を選ぶことを検討してください。また保険料は年齢が上がるほど高くなるため、若いうちに加入するほど総支払い保険料が少なくなります。

05

腱鞘炎・頸椎症などの職業性疾患の扱い

キーボード作業による腱鞘炎・頸椎症・眼精疲労などのフリーランスエンジニア特有の疾患が給付対象かどうかを確認してください。「業務上の疾病」扱いになる場合、労災保険の特別加入を検討することも有効な選択肢です。

フリーランスエンジニアの就業不能保険でよくある失敗事例3選

失敗①:精神疾患が免責の保険を選んでしまった

状況:30代男性フリーランスエンジニア。月収60万円。

問題:保険料の安さだけで就業不能保険を選んだ結果、契約した保険は精神疾患を免責としていた。過労によるうつ病で6ヶ月休業したが、給付金がゼロ。貯蓄も底をつき家賃滞納に陥った。

教訓:保険料の安さだけでなく、精神疾患の給付条件を最初に確認すること。

失敗②:支払対象外期間180日で貯蓄が底をつく

状況:20代後半のフリーランスエンジニア。貯蓄100万円。

問題:保険料を抑えるため支払対象外期間180日のプランを選択。突発的な骨折で4ヶ月休業したが、180日(約6ヶ月)に達しないため給付金ゼロ。貯蓄が尽きた。

教訓:貯蓄額に応じて支払対象外期間を選ぶこと。貯蓄300万円未満なら60〜90日タイプ推奨。

失敗③:保障額が生活費を下回っていた

状況:月収70万円のフリーランスエンジニア。

問題:月額給付金10万円の保険に加入していたが、家賃8万円・食費3万円・通信費2万円だけで月13万円の固定費があり、給付金では生活費を賄えなかった。

教訓:月額給付金は「月間固定支出(最低生活費)」を基準に設定すること。

民間保険以外の選択肢:フリーランス協会の所得補償保険

民間の就業不能保険以外に、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)が提供する福利厚生パッケージも選択肢の一つです。

年会費1万円で加入できるフリーランス協会のベネフィットパッケージには、所得補償保険(最長1年間・入院・自宅療養を問わず補償)が含まれています。民間の就業不能保険と比較して手続きがシンプルで、独立直後の若いフリーランスエンジニアにも加入しやすい点が特徴です。

ただし補償期間や給付額に上限があるため、高収入のエンジニアには民間保険との併用を検討することも重要です。

フリーランス協会 vs 民間就業不能保険の比較

項目フリーランス協会民間就業不能保険
費用年会費1万円に含む月2,000〜10,000円
補償期間最長1年最長65歳まで
自宅療養✅ 対象商品による
精神疾患商品による特約で選べる
手続きシンプル審査あり(健康告知)

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス協会ベネフィットパッケージ」

フリーランスエンジニアの就業不能保険:加入前の最終確認リスト

傷病手当金がないことを認識し、就業不能時の収入ゼロリスクを把握した
月間固定支出(最低生活費)を計算し、必要な月額給付金を算出した
精神疾患(うつ病・適応障害)が給付対象かどうかを確認した
支払対象外期間を自分の貯蓄額に合わせて選んだ(貯蓄300万円未満は60〜90日推奨)
就業不能の定義(全部就業不能・一部就業不能)を確認した
複数の保険会社で見積もりを比較した
フリーランス協会の所得補償保険も選択肢として検討した

よくある質問

Q.フリーランスエンジニアは収入保障保険・就業不能保険に必ず入るべきですか?
A.必ずとは言い切れませんが、フリーランスエンジニアの収入・リスクプロファイルを考えると収入保障保険・就業不能保険の備えは重要です。現在の社会保険の保障内容を確認した上で、不足分を補う形で検討することをおすすめします。
Q.収入保障保険・就業不能保険の月額3,333円前後という金額は妥当ですか?
A.本サイトの金額はフリーランスエンジニアの平均年収をもとにした推計参考値です。実際の保険料は年齢・健康状態・保険会社・保障内容により大きく変わります。複数の保険会社で見積もりを取ることをおすすめします。
Q.収入保障保険・就業不能保険を選ぶ際のポイントは何ですか?
A.保障内容・保険料・保険会社の信頼性・免責期間などを総合的に比較することが重要です。フリーランスエンジニアの場合、特に保険の詳細は各保険会社にご確認ください。という観点から選ぶとよいでしょう。